地方にお住まいの方であれば一度は思い描く夢の一つが上京じゃないでしょうか。
東京での華やかな暮らし。
華金には職場の同僚と一杯ひっかけて帰るなんて妄想、誰しも持ったことがあるんじゃないでしょうか。
現実的なことに目を向けると、地方に住んでいては、終電も10時前後であることも珍しくありませんし、居酒屋の件数も限られています。
都内に住んでしまえば、12時過ぎまで終電があるし、駅の近くであればマンガ喫茶などで夜を越すことだって可能です。
そんな夢のような生活ですが、実現するためには数々のハードルがあります。
まずは仕事。
仕事がなければ生活ができません。
次に住まいのこと。
住むところがなければ生活は成り立ちません。
二つに共通することは、どちらもお金がかかってしまうという点です。
今回この文章では、上京したいがお金がない人場合でも上京する方法について
- 上京支援サービスを利用してみる
- 自分の力で上京するのに何から始めるのか
- 自力で上京するのにかかる費用
- 上京費用を準備する
の点を中心に解説します。
上京する方法についてわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
上京支援サービスを利用してみる
ここからは、上京支援サービスというものについて解説します。
上京支援サービスというサービスはさまざまな種類があるのですが、どのようなものかというと、地方から東京に出て生活をしたいという方に仕事と住む部屋を紹介するというサービスです。
これだけ聞いても何の事だか分からないと思いますので、一般的な内容について分かりやすく解説します。
まず、上京したい人が上京支援サービスに登録します。
登録してから、どのような仕事が適正かサービス側と面談します。
面談は地方在住であり難しい場合は、電話での面談でも可能となっています。
面談で、仕事の適性や希望を確認し、仕事を紹介してくれます。
また、上京した際の住まいについても紹介してくれるのですが、そこにも特長があります。
基本的には家具や家電も手当してくれることになっているし、紹介した職場からの距離などから最適なアパートを探してくれます。
もちろんアパートの紹介料・敷金・礼金もかかりませんので、それだけでも嬉しいものと言えます。
しかし、私も利用したことがあるわけではないので完全に安心安全とは言い切れません。
登録してみて、紹介されるお仕事などで判断するべきです。
ただし、上京を目指す人のためのサイトとして非常に魅力的ですので、一考するのも手です。
自分の力で上京するのに何から始めるのか
ここまでは、上京支援サービスを利用することについて説明してきました。
ここからは、自分の力で上京するのに何から始めるのかついて解説します。
上京することはゴールではありません。
どちらかといえば通過点の一つに過ぎません。
何から考えるべきなのかは、もちろん最終的には自分で判断することになります。
しかし、順序よく進めることで、難しく聞こえていても意外と単純なので、以下で説明していきます。
まず、仕事を先に決めるか、住まいを決めるのかという点です。
どちらも生きていく上で非常に大切なことになります。
少し大げさに言っていますが、大切なことです。
それを決めるのにあたり、自分の状況を見定めましょう。
状況を見定めるとは、自分が東京に行くにあたり、応援してくれる家族がいるか・東京に仲間(ツテ)がいるか・有利になりそうな資格は持っているかなどです。
状況の見定めによってその後にやるべきことが出てきます。
応援してくれる家族がいれば、一緒に計画を立ててもらったり、アパートを借りる際の保証人になってもらうなど、精神的・社会的な援助が受けられます。
東京に仲間(ツテ)がいれば、もしかしたら仲間のアパートに転がり込めるかもしれませんし、仲間の紹介で仕事が見つかるかもしれません。
有利になりそうな資格というと漠然としていますが、就職に有利な資格を持っていれば就職先を先に決めてしまってから住まいを近くで決めることだってできるのです。
状況の見定めにより、様々な自分の方向性が決められます。
何も自分にはない。
誰からも応援してもらえそうもない、だけど上京したいんだ!という方は先程の上京支援サービスの利用も検討してみるといいと思います。
大切なことは、何で自分は上京したいのかという思いの強さになります。
自力で上京するのにかかる費用
ここまでは、上京するのにあたり何から始めるべきかについて説明してきました。
ここからは、上京するのにかかる費用について解説していきます。
まず、あなたがどちらにお住まいかによって電車賃が変わってきます。
よく確認してください。
電車賃から話し始めるのか!と怒られそうですが、これは後々ボディブローのように効いてきます。
そして、どちらが先なのかは一人ひとり異なりますが、就活の面接に行くのも、アパートを内見しに行くのも全て一回では済みません。ニ、三回は最低行く必要があります。
その際には移動の交通費が往復でかかります。
就職が決まれば制服支給でなければスーツが必要になるかもしれませんし、アパートに住むのであれば家財道具一式が必要となりますし、入居するのに敷金・礼金がかかる場合があります。
しかし、安心してください。
そういった費用は上京に成功し、生活が始まれば追加でかかってくるものではありません。
ですので一度その金額を捻出できれば済むということです。
ざっくり最低の金額で支出を計算してみます。
移動交通費 8万円(4回往復した場合)
アパートの敷金・礼金 20万円(月5万円のアパートで2ヶ月ずつ)
アパートの家賃 5万円(格安の方です)
家具家電 10万円
ざっと必要最低限で40万円位となりました。
この算出では甘いと言われてしまうかもしれませんが、切り詰めてこの金額程度で収めたいものです。
上京費用を準備する
ここまでは、自力で上京するのにかかる費用について説明してきました。
ここからは、上京費用を準備する方法について解説します。
①親に援助してもらう
これは、絶対に確認しておくべきポイントですね。
自分の年齢にもよるでしょうが、親のすねをかじるっていうのは、こどもにしかできないことです。
上京を応援してくれる家族がいるのであれば積極的に頼りましょう。
②コツコツためる
次に目標がある人が最初に検討すべきことでしょう。
何が何でも今すぐ行かなければならない(親の元からすぐに出たい・地元にいられない理由ができた・思い立ったが吉日!すぐに行くのだ!などなど)のでなければ、上京する日を決め、そこに向けてコツコツと毎月貯金をしましょう。
目標があれば人間は強いのです。
何も大金を用意するわけではありません。
コツコツためればためられない金額ではありませんので頑張れば道は開けると思い、頑張ってみましょう。
③一生に一度と思って借りる
はい、最後はやはり借りることで資金を準備するという方法です。
「借金するのは怖い」「借金してまですることか」「借金は悪だ」など、借金に対してネガティブな意見が多数ある時代です。
そういった考えを私は悲しいな、可哀想だなと思います。
確かに借金がもとで生活を壊す人がいます。
それは、目標がない借入だからです。
上京して今までの自分から生まれ変わりたいという目標があるあなたは借金をしても大丈夫です。
借りたものは返せばいいわけですから、何も怖いことはありません。
さて、借金して上京する場合にどこから借りるかという問題です。
私が一番スムーズであると考えるのは、大手の消費者金融でカードローンを組むのが一番良いと思います。
それは、全国津々浦々に契約する無人機がありますし、今やネットやスマホで簡単に申込できるからです。
銀行などの金融機関で借入した場合は、支店が東京になかったり、住所変更の手続きが面倒であったりとマイナス面が目立ちます。
消費者金融であれば住所変更の手続きも簡単ですし、最短で当日に融資を受けることだってできるのです。
50万円以内の借入であれば、金利が高いとはいえそこまで負担とはならないと思います。
もちろん、仕事が始まったあとはできるだけ早く返済して借金癖をなくしてしまうほうが良いと思います。
まとめ
ここまで上京したいがお金がない場合でも上京する方法について様々な角度から説明してきましたが、いかがでしたか。
今回のポイントは以下の通りです。
- 上京支援サービスを利用してみる
- 自分の力で上京するのに何から始めるのか
- 自力で上京するのにかかる費用
- 上京費用を準備する
上京する方法にも様々ありますのでご自分にあった方法を探してみてください。
私は、学生時代に上京した経験があり、都内に住んでいました。
そのまま就職することも考えましたが地元に帰って仕事をしています。
上京して新しい生活を始めたい!という思いは素晴らしいことです。
しかし、上京するわけですから、地元は地元にあります。
当たり前のようなことに聞こえますね。
上京すること自体、成功・失敗どちらもあり得ます。
ぜひ勇気を出して一歩踏み出して新しい扉を開きましょう。